2011年11月8日火曜日

11月8日

今日は午後まで外での仕事と打ち合わせ。
午後から夕方までは、
全国の中学生が書いた人権についての作文コンテストの採点を。
数日前にすでに採点をし終えているのだが、
もう一度目を通したくて、締切の今日まで提出をしていなかった。
この人権作文コンテストは、
すでに20年近く続いているわたしにとっては11月の行事で、
毎年思うのは……。

「こういった中学生が大人になったとき、
この社会の人権意識は必ず変わる!」ということだ。
幼いところもあるが、本当に真正面から人権と向かい合っている。
今年は当然ながら大震災や原発事故をいのちと人権からとらえた、
鋭い作品もあった。
選考は山田洋次監督や、各メディアからの委員で行う。
本当は内容もご紹介したいほどだが、
選考会がこれからなので、ご紹介することはできず、残念!

遠い昔、晴海にある中学校に、
教育実習で 通っていた21歳の晩秋を思い出す。
当時の中学生はすでに50代半ばになっている。
この大震災を、そして原発暴走を彼女や彼らは、
どんな風にとらえているだろうか。
共に憤り、社会を変えようと思ってくれたらうれしいのだが。