2012年1月20日金曜日

1月20日

都心は、お昼過ぎまで雪が降っていた。
いま(23時過ぎ)帰宅する頃には、すっかり消えていたが。
雪が降れば降ったで、風が吹けば降ったで、
セシウムなど放射性物質が気になる。
事実、ネット上ではそういった情報が飛び交っている。
公式の発表がないために、こうして市民は苦しむのだ。
そして、そういった市民の苦しみを
「風評被害」という言葉で封じ込めてきたのが当局である。
政治がいま熱意をもってやっているのは、消費税増税。
先の民主党大会で首相は宣言した。

「やるべきことをやりぬいて、民意を問うことを宣言したい」と。

やるべきこととは、消費税増税である。
この大不況のもとの大増税は、景気をさらに凍結するだけだろう。
社会保障のために必要だというのなら、
まずは自らの身を切ってみせて、はじめて民意に問う資格を手にするというものだろう。

明日は、肥田舜太郎さんを講師にお迎えしての、「朝の教室」。
それから、とスケジュールノートをチェックして、明日すべきことを数えあげる。
一度抜けたはずの風邪がひどくなった。
熱も出てきた。
東京新聞夕刊に、広島の原爆投下後に降った「黒い雨」に関して、
被爆者団体や広島市が求める救済範囲の拡大について、
厚労省の検討会の作業部会は、「黒い雨の降雨域の確定は困難」という報告書を提出。 
記事によると、黒い雨を体験したと答えた人が50%を超える地域は一部に限られた」という。
また、「60年以上も前の記憶でもあり、十分な解析は困難」であるとも。
福島第一原発の過酷事故の影響についても、たとえば10年後、20年後、そして50年後、
同じような措置がとられるのだろうか。