2012年1月8日日曜日

1月8日

今日は夕方から夜の4時間半、打ち合わせで外出しただけ。
あとはずっと原稿と向かい合っていた。
2011年の5月から始まったエネルギーと原発を考える 「朝の教室」。
そこから誕生したクレヨンハウスブックレットの 校正である。
既刊が4冊で、今年は続々刊行予定である。

2011年が明けたとき、ブックレットは当然、
年間の編集スケジュールに は入っていなかった。
編集部スタッフの負担をできるだけ少なくしたいと、
わたしも 編集にかかわっているのだが、
かえって負担をかけているのではないか
とふっと不安になることがある。
入稿直前になって、あ、やっぱりあそこは直したほうがいいか、とか
いろいろ気になって、加筆してしまうのだから。

既刊は以下の通りだ。
『原子力と原発 きほんのき』 上田昌文(NPO法人 市民科学研究室 代表)
『食べものと放射能のはなし』 安田節子(食政策ビジョンセンター21 代表)
『「原発をつくった」から言えること』 後藤政志(元原子力プラント設計技術者)
『小児科医が診た福島の子どもたち』 山田真(小児科医)
 >http://www.crayonhouse.co.jp/mojo/ProductInfo/product_id/129638

それぞれのタイトルのサブに「わが子からはじまる」というフレーズをつけたのは、
「わが子」からはじまり、「わが子」と同時代を生きる日本中の、
そして世界中の 子どもたちのことを共に考えたいという思いが強いからだ。
このところ、韓国のメディアの取材を受けることが多い。
韓国も原発は多く、議論があるからだろう。

今夜はこれから、2冊のブックレットと、1冊の単行本の校正を。