2012年1月23日月曜日

1月23日

予報があたって、夜9時になってから、雨が雪に変わった。
被災地の寒さを思う。

今朝、函館の友人から、野田政権への憤りのメールが入った。
当然の憤りである。
野田首相が、福島県内の18歳以下の医療費無料化を
断念する方針を固めた、というのだから。
財源確保が難しいというのが、非情な判断を下した理由だという。
首相は今月の8日に福島県を訪れた際、
「政府内でしっかり検討したい」と言っていたのだが。
無料化で増える受診に対応する医師の確保も、
新たなる問題点として浮上したというが、理由は何であれ、
これが、この国がやることだ! しっかりと覚えておこう。

こうして子どもたちまで見捨てられるのだ。
一度として、子どもは原発を選んではいないのだ。
にもかかわらず、原発事故の結果を、
「自己責任」として、一生背負っていかなくてはならないのか。
こんな酷いことが許されていいのか。

原発事故に限らないが、子どもは自分の家庭の状況を知っている。
経済的に苦しいと知ったなら、
からだの具合が悪くとも、伝えない子どもも出てくるだろう。
むごすぎる仕打ちだ。