2012年1月5日木曜日

1月5日

新しい年も5日がたってしましった。
日を重ねるにつれて、わたしたちは緊張感を緩めていくのだろうか。
1日の地震の結果、4号機に何が起きたのか。
起きなければそれでいいのだが、
その後のニュースがないのが、気がかかりで仕方がない。

世界の子どもたちを映したカレンダーがわたしの部屋の壁にはある。
どこからか贈られてきたものだ。
南北問題から見ると、明らかに南、
より少なくしか持たない国で生きる子どもたちだ。
が、その目はなんと澄んで真っ直ぐなことだろう。
トルコやヴェトナムの子どもたちもいる。
この子どもたちが暮らすところに、原発を輸出などしてはならない。
絶対安全は存在しないことを、わたしたちはいやというほど、味わっているのだ。
今後もまた。

7日土曜日の「朝の教室」の講師は柳田邦男さん。
21日の講師は、肥田舜太郎さん。
3月には京大原子炉実験所の今中哲二さんのも講師をお引き受けいただいている。

お報せをひとつ。
いま注目が集まっている、「大間原発裁判報告会と説明会」があります。
以下、反対運動をしているかたからの、お知らせです。

下北半島大間町で建設途中の大間原発は、
昨年の3月から福島原発事故を受け、工事が中止されています。
いま国と東京電力は、国内の原発が定期点検も含めて、止まってしまうことを恐れています。
新規の原発建設の着工が難しいいま、
なんとしても「工事の再開」というより易い方向で、原発推進の道を開こうとしています。
大間原発建設工事は、昨年2月の時点での、37%強の工事の進捗率で、
このまま工事を止めるために、全国の皆様の注目と支持が待たれます。
このまま、工事再開と定期点検後の再稼動を許すことは
この国の原発政策を許すことです。
福島第一原発がいまだ、4号機のプールのひび割れによる、放射能汚染水の垂れ流しと
原子炉圧力容器、格納容器を破り、
コンクリートを浸潤していると思われる核燃料の存在さえ定かでない現在。
新たに原発を動かしてはなりません。
大間原発はプルトニウムとウランの混合燃料MOX燃料を全炉心に装荷します。
津軽海峡沖の活断層の存在など、原発を建ててはいけないところです。
ぜひ、大間原発を止めて、六ヶ所を止めて、すべての原発を止めましょう。
ぜひみなさま、ご参加ください。
★2月3日 午後6時30分-午後8時
★東京御茶ノ水のYWCAで、「大間原発裁判報告会と説明会」が開かれます。
★報告者:竹田としこ(大間原発訴訟の会・代表)
★報告者:森越清彦弁護士(大間原発訴訟・函館弁護団代表)
★報告者:原子力資料情報室スタッフ予定
★主催:大間原発訴訟の会 (函館市松蔭町1-12 函館YWCA内
電話&FAX 0138-51-9718
mail  ysnt@ms8.ncv.ne.jp
内容など詳しくはメール、電話でお問い合わせください。