金曜日。
午前中は中央区での講演会。
女性たち手作りの「ブーケ祭」
10周年の記念の集まりだった。
20代から80代の女性までが大勢。
男性も少しおられた。
介護中のかた、介護を終えられ愛しいひとを見送ったかたがたも多く、
随分お声をかけていただいた。
もろもろの仕事の間にパソコンを見ると、
関西の知り合いから以下のメールが。
そのままご紹介する。
番組のお知らせです。必見!!
毎日放送
「なぜ警告を続けるのか~京大原子炉実験所・異端の研究者たち」と同じディレクターで
6月26日(日)深夜1:20~2:20
映像’11「あの日のあとで~フクシマとチェルノブイリの今~」放送決定!!
未曾有の被害をもらたした東日本大震災。
これまで「絶対安全」といわれてきた原発も冷却機能を喪失し、
「メルトダウン」状態となり、今も大量の放射性物質を放出し続け、
収束に向けての苦闘が続いている。
目に見えない放射能は我々の生活に今後どんな影響を与えてゆくのだろうか。
事故直後から事故の重大性を指摘してきた京都大学原子炉実験所の小出裕章助教の話や、自ら福島へ放射線量を計りに行った今中哲二助教による、
飯館村の状況などを事故の発生から日を追って紹介するとともに、
25年前に起きたチェルノブイリ原発事故のその後を追って、
ウクライナやベラルーシの現状を取材。
晩発性の放射能障害の実態を伝えるとともに、
セシウム137を吸収する植物の栽培に実験的に取り組む「放射能とともに生きる」人々の姿から、
この先の時代をどう生きてゆくのかを考える。
2008年に毎日放送、津村健夫ディレクターが製作された
「異端の研究者たち………」の続編にあたるもの。
2008年に放映された番組も本当に完成度の高い、警鐘に充ちた素晴らしい番組だった。
その番組を制作された津村健夫ディレクターが、ひと月ほど前に
「これからウクライナやベラルーシに取材に行きます」とおっしゃっていた。
それが6月26日に放映されるこの番組だろう。
関東でも観られるのだろうか?
とにかく関西のかたは必見、の番組である。
こういう視点と姿勢の番組が存在することが、福島第一原発の報道を通して、
メディア不信が囁かれる中で、とても頼もしく、心強い。